Archive for 2003

団体生命保険には「Aグループ」と呼ばれるものと「Bグループ」と呼ばれるものがあります。

「Aグループ」は会社負担で全員加入のもの。Bグループとは従業員個人負担での福利厚生としてつくられる制度です。一般の保険よりも保険料は安くなっています。これまでは全従業員のうちで35%以上が加入しないと制度が廃止としていました。

つまり従業員の35%以上加入を条件として安い保険料を提供していたのです。最近は加入率が下がってきているようで、日本生命や第一生命などは35%基準を10%にまで引き下げることにしました。

(日経金融2003.10.1.)

2003/10/16 木曜日

「私が入っている○○社の生命保険を売りたいのですが、買取価格はいくらですか?」…日本では想像がつきません。英国の保険は日本の保険よりも貯蓄性が強く、貯蓄性金融商品にも近いそうです。保険会社別保険商品別経過年数別に買取価格が定まっているそうです。満期前の生命保険の「流通市場」がイギリスにあるのです。(日経金融2003.9.17.)

日本に置き換えてみるとこんなところでしょうか。満期まであと5年の貯蓄タイプ養老保険。5年後には満期で100万円になるけれど今解約なら70万円です。この保険契約を80万円で投資家に売ります。具体的には80万円を受け取って契約者と保険金受取人を変更をします。投資家は80万円で買って5年後には100万円になる有利な投資。原契約者は解約しての70万円よりも売却しての80万円のほうが有利だし、その保険会社が潰れても関係がなくなるし…。

大分以前ですが、アメリカではエイズ末期患者の生命保険契約を買い取って証券化するビジネスがあったと聞きました。エイズ患者の家族は死亡保険金を受け取れなくなりますが、お金を受け取り今必要な治療費や最後の生活費に使えるというものでした。世界にはいろいろな保険ビジネスがあるようです。

2003/10/2 木曜日

最近の医療保険はバラエティがとんできています。流行は「日帰り入院」に支給される入院給付金。風邪をひいて病院に行っただけでは、多分入院ではなく単なる診察なのでしょう。では「日帰り入院」とは何なのでしょうか?

病院の窓口で渡される「医療費請求書」を見ると一目瞭然だそうです。「入院料」の欄に点数(金額)の記載があれば入院扱いだそうです。

(保険毎日新聞2003.9.18号)

ちなみに旅館は1泊2日で1泊分の請求ですが、病院の1泊2日は2日分の請求になります。ご存知でしたか?

2003/9/25 木曜日

生命保険会社は契約者から保険料を預かります。そしてその保険料を運用します。1990年度での全生保の運用資産のうち株式は22%で、国債等の公社債は8.4%でした。それが2002年度では株式は9.6%で公社債は34.2%となっています。

(週刊東洋経済臨時増刊2003.8.27号)

さて株式運用の割合が低いということは株式市場が値上がりしても、全体で受ける恩恵は少ないということです。一方で公社債の割合が大きいということは、長期金利が上昇することで国債価格が下落すればショックは大きいということです。

2003/9/5 金曜日

旧協栄生命は破綻しジブラルタ生命に生まれ変わりました。従来から在籍の女性営業職員は従来型の保険営業から、ジブラルタの兄弟会社プルデンシャル生命同様のニードセールス営業を求められました。

そして、その結果として、彼女らは国内大手生保を上回る生産性を上げるようになったようです。

同社の社長は「(営業職員は)劇的な体制変化によくついてきてくれた。彼女たちは立派に勝利した。」ちなみに同社の営業職員は国内大手生保と違い、本業のセールス以外の採用育成業務はしないそうです。

(週刊東洋経済臨時増刊2003.8.27号)

2003/9/4 木曜日