生命保険会社の「予定利率」問題というと「逆ザヤによる引き下げ」の話題ばかりでした。生命保険会社が破綻しないように既存の保険契約の予定利率を引き下げようとしました。

金利上昇でいよいよ流れが変わります。第一生命は一時払養老保険の予定利率を8月募集分から引き上げました。予定利率が高くなるとは保険料が割安になることを意味します。同じ保険料ならば保険金額が増えます。50歳男性10年満期一時払なら同じ保険料で満期の受取保険金受取額は1割増えます。

予定利率を引上げる目的は金利感応度が高い消費者へ向けたデモンストレーションということ。第一生命でも主力商品の予定利率引上げには慎重です。

(週刊ダイヤモンド・2004.8.14-21号)

損保ジャパンは市場金利に連動して予定利率を上下させる機能をもつ終身医療保険を発売です。金利上昇で予定利率がアップすれば保険料は下がります。

35歳時の現在において60歳払込満了での予定利率1.5%で保険料3860円として、予定利率が3.0%まで上がれば、保険料は2940円にまで下がります。下落率は23.9%になります。金利が上がれば保険料が下がっていくことになります。

(保険情報2004.7.16.号)


2004/8/19 木曜日