銀行は変額年金を売りまくります。生命保険会社は「銀行が窓口で保険を売るのには反対。だけれども、決まったなら銀行にどんどんと売ってもらおう」という姿勢です。

ある保険会社が銀行に商品提案しました。手数料は販売額の4%。ところが他の生保会社は5%超の提案でした。最高額は5.75パーセントだそうです。

銀行の窓口で銀行の顧客が100万円の変額年金を買うと、銀行に6万円近い手数料です。これなら銀行は「定期預金を解約しての変額年金販売」でも喜べます。この手数料は保険会社にとり大きな負担です。多額の販売手数料を払った上で、年金商品によっては契約者に対し元本保証もします。何と元本の110%保証をする商品も出現しています。

保険契約については保険会社は一定の準備金を積みます。しかし変額年金では金融庁の規制はなく各社任せ。株価次第で各保険会社はどうなるか分からないというのが実情です。米国では2002年の株価急落で変額年金から撤退する生保も出ています。

(日本経済新聞2004.6.26.)


2004/7/1 木曜日