オリックス生命保険は15歳未満の生命保険(死亡保険)販売を中止します。

保険法改正についての法制審議会の審議は、保険金目当ての子殺しというモラルリスクに対処するために、未成年者への生命保険契約を制限する方向になっています。オリックス生命はこれを受け入れて、4月以降は15歳未満の死亡保障の取り扱いを中止します。なお死亡保障のない医療保険は現行通りです。

(保険毎日新聞2009.2.2.)

韓国の商法には次のような定めがあります。「第732条 15歳未満者、心神喪失者又は心神薄弱者の死亡を保険事故とした保険契約は、無効とする。」

つまり幼子に生命保険をかけても無効です。子供を保険金殺人から守るために保険を制限するのは当然です。子供への死亡保険が存在するから子殺しの誘惑が起きるのです。しかし日本ではそんな規制もなく、保険金目当てに幾つもの幼い命が奪われてきました。

それどころか自社の利益アップのために子供への死亡保険を積極販売した保険会社すら日本にありました。第一生命の「未来キップ」という商品は、最大1000万円もの死亡保障(定期保険)に医療特約をつけたものでした。それを「死亡保障」ではなく、「お子様への医療保険」と称して販売しました。多くの客が「医療保険」と思って契約しました。つまり、ひっかかりました(現在は販売中止です)。

いずれ法改正となれば、こんな保険商品は規制対象になるでしょうが、保険会社として早めの自主規制がはじまったということです。


2009/2/5 木曜日